バスに乗り遅れる 2005 5 26
最近、日経平均株価が、さえない動きです。
このような相場環境でも、株価が力強い上昇をしている銘柄があります。
そういう銘柄を見かけた時、
何だか、バスに乗り遅れてしまいそうで、
急いで、買わなければならない気持ちになります。
しかし、あわててはいけないのです。
日足チャートを見れば、もうかなり株価が上昇している時があります。
こういう時は、「バスに乗り遅れてしまいそう」ではなく、
すでにバスに乗り遅れているのです。
こうしたケースの場合、
押し目を待つか、あきらめるか、どちらかです。
もちろん、例外があります。
日経平均株価が、日足チャートで、力強く上昇している時は、
個別銘柄も、全員参加型の相場となっていますので、
バスに飛びついても、何とかなるでしょう。
さらに、例外があります。
デイトレーダーは、違います。
「高値を買って、高値で売る」という戦法を取りますので、
すでに大きく上昇している銘柄でも、投資対象となります。
そういうわけで、どうすべきか判断する時に、
相場環境によって、あるいは一般投資家かデイトレーダーによって、
投資態度は違います。
一般投資家は、週足チャートを見て、投資判断をして、
日足チャートで、投資タイミングを判断するでしょう。
デイトレーダーは、日足チャートを見て、投資判断をして、
分足チャートで、投資タイミングを判断するでしょう。